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シビリアンコントロール

少し前の話題だが、元自衛隊航空幕寮長、田母神論文「日本は侵略国家であったか」が議論を巻き起こしたことがありました。

その論文を読んでみましたが、自衛隊のトップが書いた論文であることに驚きを隠せません。

一塊の自衛隊員がマスメディアを利用して、政治的に議論を巻き起こすための確信犯であると多く言われておりますが、国民を啓蒙するとまで発言する田母神前幕寮長に共感を覚えることはありません。危険人物でもなんでもありませんし。ただし、自衛隊員を言論弾圧することも許されることではないとも思います。

田母神氏の言う集団的自衛権の行使とは、いわば「日本の核武装」を示唆しています。日本国が核保有することを望んでいるのです。いったい「核武装」のどこが自衛権なのでしょうか。さらには自衛隊は軍隊ではないのに、核兵器の所持が出来るという発言までが飛び出しています。

日本という国は世界で唯一の被爆国なのですから、説得力が世界一強いはずです。そんな類い稀な国が核保有論などを議論している場合ではないと私は思います。むしろ核根絶論を世界に向けて強いリーダーシップで進めなければいけないと。

彼の持論では核を持つことで戦争に対する抑止力が増すということなのですが、私に言わせればどう考えても核は根絶です。しかもなぜこの時期に緊張感を助長させるような発言を?と思う方も多いはずです。

アンチヒーローでも目指しているのでしょうか。

今の自衛隊には闘将猛将愛国主義者が指揮官として出世する、偏っている教育目標が基本となっていることが一部の資料から解ったそうですが、かつて日本を戦争に導くきっかけをつくったのも結局は軍司政権だったわけですから、今回の問題発言はしっかりと議論し、誤った方向性に傾倒しないように国民ひとりひとりが関心を持たければならないと思います。

世界の多極化は今後の乱世を現している‥確かにその通りだとは思います。またこうした議論がなされなければならない時代に突入したのかもしれません。間違った認識が横行したり、まったく的外れの意味のない議論が面白おかしくなされたりすることは危険です。
歴史を振り返ると、経済が破綻をきたす時、決まって訪れるのが‘争い’でした。

ここから大切なことは国民ひとりひとりの意識だと思います。

シビリアンコントロールとは、国民ひとりひとりが軍を統制する意識のこと。

第二次世界戦争の歴史を正しい認識のもと勉強するべきであり、日本人として具体的にどういった行動をすべきか、自分自身も真剣に向き合うべきだと思いました。

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下河原忠道

株式会社シルバーウッド代表取締役
/薄板軽量形鋼造システム スチールパネル工法躯体販売事業/サービス付き高齢者向け住宅「銀木犀 ぎんもくせい」運営/財団法人サービス付き高齢者向け住宅協会理事

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