Entries

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

銀木犀減薬プロジェクト


IMG_5799_convert_20160519062146.jpg

サービス付き高齢者向け住宅における減薬プロジェクトが始まっている。
銀木犀の居宅療養管理指導に入ってもらっている訪問薬局と連携し、入居者の薬の種類と
量を減らし、介護度を下げる取り組みだ。

とはいっても、ぶっちゃけ行政が行う介護度の区分変更は本質を捉えていないことが多く、
生活に寄り添っていない人たちが30分ぐらいの面談で介護度を決定すること自体に無理が
あると思っている。また、なぜか認定を受ける側は少しでも介護度を高く認定してもらう
ことが目的になっているから本末転倒の状況だ。

だから、本プロジェクトは介護度を下げることよりも、要介護度に規定された限度額に関係
なく、入居者それぞれの介護保険の利用時間、利用料金を指標とした。どれだけ介護保険を
利用したかという点に焦点を合わせたのだ。
いわずもがな、介護保険の理念は自立支援だ。いかに介護保険を利用せずに自立した生活を
継続できるかという点に挑戦することが我々介護事業者の本来の使命である。

介護度を下げる取り組み=介護事業者の売上(利益)が下がる=やる意味がない

という業界の悪しき慣習をぶっ壊すためには、「営利企業のジレンマ」という大きな壁が
立ちはだかっていて、そこを突破するためには、それこそ経営者の腕の見せ所が試されている。

先日視察した福祉楽団「恋する豚研究所」では、社会福祉法人従業員及び障害者の雇用を守り
続けるために必要なことは「ハムを売ること」という明確な事業があった。社会保障に頼るこ
となく、自力で法人の経営的継続性を担保する力強い戦略だ。

下河原家は、愛する家族が薬物中毒で苦しんだ経験をしている。我々家族は、それを10年戦争
と呼んでいる。
特に向精神薬に対しては、相当な確信を持って愛する人間に必要ない薬であると断言する。

確固たる信念を持って銀木犀減薬プロジェクトに取り組む所存だ。

Profile

Profile

下河原忠道

株式会社シルバーウッド代表取締役
/薄板軽量形鋼造システム スチールパネル工法躯体販売事業/サービス付き高齢者向け住宅「銀木犀 ぎんもくせい」運営/財団法人サービス付き高齢者向け住宅協会理事

Monthly Archives

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。