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はじめて二年。ここまでのお考えを持っておられることに脱帽します。介護の現場のメソッドはほとんど介護する側の都合によるものです。それを変えていくのには、相当のリーダーシップがいると思います。頑張ってください。
  • 2013-09-11 14:43
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人として当たり前の生活を守る


サービス付き高齢者向け住宅「銀木犀」の運営を始めて2年が経過した。

初めて日本の高齢者療養施設病院を視察した時に感じた違和感。
進みすぎた医療技術によって、運営側の都合によってチューブだらけに
なっている先輩たちの姿を見たときの衝撃は忘れられません。

自ら高齢者住宅の運営に携わり最も大切にしようと決意したことがある。
それは「人として当たり前の生活を守る」ということである。

私は時々、自分が80歳になったときのことを想像してみるんです。
自分で建てた小さな海辺の家で、愛する妻との慎ましい生活。
自分でできることはもちろん自分でするし、むしろ元気な地域の名物爺。
うまいもん食って、うまい酒を呑み交わし、笑いの絶えない地域交流。

そこにあるのはすべてを自己決定し、自ら望む日々を送る、当たり前の
生活です。もちろん身体機能は加齢とともに衰えていくでしょう。でも、
自分が今まで当たり前に行ってきたこと「慣れ親しんだ暮らし、環境」を
続けられなくなることなど想像もできません。

一方、サービス付き高齢者向け住宅「銀木犀」には、住み慣れた自宅での
生活を何らかの理由により断念し、転居せざるをえない方々が入居をして
くる現実があります。中には、安心安全を求め住み替えをする方もいる。
様々な理由があるとはいえ、生活環境が変わっても自分らしく当たり前の
生活を継続するお手伝いをすることが私たちのミッションです。

そこにある課題も生まれています。

住まいとケアの分離という概念が掲げられるサービス付き高齢者向け住宅
において、ニーズとウォンツの見極めはとても難しいことです。
たとえば食事時間の配膳についても、本来入居者は自ら厨房へ食事を取り
にいくべきと私は考えていますが、少なくとも当社の運営する銀木犀では
そうはなっていません。これは介護の効率や入居者の甘えもあるかもしれ
ませんが、確実に今までやっていた「当たり前」を無くしてしまっている。
私の大好きな「思いやり」も過剰なものになればありがた迷惑になりかねません。

業界No.1のメッセージさんが作るサービス付き高齢者向け住宅Cアミーユ
は、ユニットバスを全室に完備しています。これも入居者の自立生活継続
に向けた住宅環境対策のひとつだと思います。できることを取り上げない。

できるのにさせない、危険だからやらせない、利益に繋がらないからやら
せない。これは運営事業者である我々の怠慢です。高齢者の自立を支える住
宅環境としての仕掛けは様々ですが、サ高住という住宅に本当に必要なニー
ズを押さえたサービスをどう組み込むか。

今後も実際の運営を通して前向きな課題に取り組んでいきたいと思います。

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はじめて二年。ここまでのお考えを持っておられることに脱帽します。介護の現場のメソッドはほとんど介護する側の都合によるものです。それを変えていくのには、相当のリーダーシップがいると思います。頑張ってください。
  • 2013-09-11 14:43
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下河原忠道

株式会社シルバーウッド代表取締役
/薄板軽量形鋼造システム スチールパネル工法躯体販売事業/サービス付き高齢者向け住宅「銀木犀 ぎんもくせい」運営/財団法人サービス付き高齢者向け住宅協会理事

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